生産体制
昇華ユニフォームをはじめ、ウェア生産に高い能力を発揮する設備を整えています。
企画から製造、販売の自社一貫管理体制を強みとするボルトンでは、その強みを確かなものとするため、制作・製造設備の高度化と充実に常に力を入れてきました。加えて、日頃からの改善活動が、設備の能力を最大限に発揮させることを支えています。新工場の完成によってその設備能力は一段と高められ、より多くのお客様に価値のある製品をお届けするための体制が整えられています。

設備について
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SECTION01

立体自動倉庫システム・平置大型倉庫
ボタンを押すだけで荷物が手元まで移動する6層の立体自動倉庫。原反やウェア製品在庫品が管理されています。
また、新工場1Fの大型倉庫でも製品在庫の管理、製造時に必要な生地なども備蓄し迅速に生産対応できる体制を備えます。

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SECTION02

デザイン制作環境
デザイナーによる、マーキングや昇華プリントユニフォームのデザイン作業、印刷データ作成作業がPC上で行われます。膨大な数のデザインパターンを蓄積しています。


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SECTION03

パターンCAD
パターンCADを使って、フルオーダーの特注ユニフォームなどスポーツウェアのパターンメイキング (型紙作成)、パターングレーティング(サイズ別型紙作成)を行います。新商品企画でのパターンメイキングも行います。


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SECTION04

プロッター・インクジェットプリンター
パターンCADで作成したパターン(型紙)にデザイナーが作成した昇華ユニフォームデータをはめ込み、昇華インクで転写用紙に出力します。転写するため左右反転したミラー画像の印刷になります。

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SECTION05

熱転写機
昇華インクが印刷された転写用紙と生地(ポリエステル100%白地)を重ね合わせ、熱(200℃)と圧力をかけて転写します。インクを付着させるのでなく、高分子樹脂層への浸透染色のため生地の機能性や感触は変わりません。


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SECTION06

自動裁断機
ユニフォームのデザインが熱転写された生地を一枚裁ち自動裁断機にかけ、360度回転するカッターで各パーツの型紙どおりに高速裁断していきます。裁断した各パーツは1着ごとにまとめて縫製工程へ回します。量産品の場合は、自動延反機でしわなく伸ばされた原反生地を量産用自動裁断機により裁断します。


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SECTION07

縫製
縫製内容によって各種の工業ミシンを使い分け、各パーツを縫い合わせて1着のユニフォームに仕上げます。高品質なウェアづくりには、高い技術力を持つ縫製の職人技が求められます。


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SECTION08

ラバーシート熱プレス機
マーキングにラバーシートを使う場合、カットしたシートを布に載せて熱プレス機で転写します。

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SECTION09

仕上げ・梱包
出来上がった製品は、一枚一枚丁寧にアイロン仕上げを行い検品を行い、注文内容と照合した後、梱包。全国のスポーツ用品店、卸問屋、卸先のメーカーなどへ発送されます。

